会社設立のベストなタイミング

 

・会社設立のタイミング
会社設立手続きを行うのに、最も最適なタイミングについて。
これは、法人化を考えている個人事業主にとって、一番難しい問題でしょう。
なぜなら、タイミングを見誤ると、税制面で不利益を被る場合があるからです。
どのようなタイミングで、法人化をすればいいのでしょうか?
詳しく説明したいと思います。

 

・運転資金が十分に集まったタイミング
会社の資本金は、数ヶ月赤字に耐えられるだけの金額を用意しておかなければなりません。
そのため運転資金が十分に貯まってから法人化するというのは、会社を設立する上での絶対条件だと思います。
どんなにビジネスに自信があったとしても、必ずうまくいくとは限りません。
万が一赤字が続いてしまうことも考えて、最低一年間は耐えられるぐらいの資本金を用意してから法人化をした方がいいでしょう。

 

・売り上げが充実してきたタイミング
個人事業主として行ってみて、売上がある程度充実してきたタイミングで法人化するのがおすすめです。
そうなってくると取引先も確保できていますので、法人化をしても、初年度から安定した利益を出すことが期待できるでしょう。
逆に販路を確保してない状態で法人化をしてしまうと、数か月は赤字経営を余儀なくされてしまう可能性がありますので注意が必要です。
まずは個人事業主から、そして法人へと順を追って展開していくと良いでしょう。

 

・国の融資を利用して資本金を強化する
先ほども説明しましたが、会社の運転資金は十分にあった方がいいです。
そのため、どこかからか資本金を集めてくる必要があるのですが、一番いい方法としては国の企業への融資制度を利用するということです。
国の融資制度には、日本政策金融公庫から借りられる制度があります。
これは無担保かつ保証人不要で融資を受けることができ、民間の事業ローンと比べても、はるかに金利が安いですので、こちらの制度を利用して、資本金を強化するようにしましょう。

 

・法人化をするメリット
会社を設立するタイミングが非常に重要ではあるのですが、法人化をすることでメリットもあります。
例えば、税制面において損失の繰越控除が大幅に延長になるということです。
個人事業主の時は最大で3年間までの繰越控除しか認められていませんでしたが、法人化をすることで最大で9年間も、赤字を繰り越すことができるようになります。
これは法人設立後の事業を立ち上げ時期にとって、とても助かる制度ですので、税制についてよく調べて上手に活用するようにしょう。